リアル練習会2021年度

 いつもは、2じかんはんれんしゅうです。
 このページは、しどうしゃも子ども(てい学年)も、見て学べるページをめざしています。とくに、リアルれんしゅう会にはじめてさんかする子どもが、このページでイメージをもてるといいなあと思っています。

 れんしゅうは5色ともしています。やったことない色があっても、しょしんしゃむけのとりくみかたがあるので、あんしんしてくださいね。

 5つのメニューがあります。どの色をどのメニューでやるかについては、まい回かえています(ローテーション)。

【きごうの見かた】

🔵:きほんてきなせつめい(子どもむけ)⇨くわしくは、どうがを見てね!

⭕️:しどうのポイント(しどうしゃむけ)

👉:きたえる力(子ども&しどうしゃむけ)※かん字がおおいので、むずかしい子は、大人の人に聞いてね!


【各メニューのはじめに】
🔵ふだながしが18びょういないでできる人は、どうがの「決まり字すどり」をやります。18びょういないでできない人は、ふだながしをやりましょう。(ふだながしがわからない人は、たずねてください。)

⭕️各色のはじめ、準備運動として、自分のマットで「決まり字すどり」3回(決まり字グルーピング表を見ながらで良い)。終えた人から、対戦場に入っていく。
⭕️ただし、札流しがまだ18秒以内でできない人は、札流しを特訓する。(札流し18秒を切れない子は、「決まり字すどり」をやっても効果がない!)
※「決まり字すどり」とは、20枚並べる→決まり字グルーピング表通り、友札から順番に見つけて取っていくこと。青色なら、「あさ→あし→あま→あら→あわ→おく→おも→きみ→きり→(一字決まり札は、自由で良い) 


🔵「決まり字」や「決まり字のへんか」のいしきをもつためにやります。

🔵友ふだのみつかいます。(1字決まりふだはつかいません。)

🔵ハンデは、「2まいみおくり&アイクローズ」です。

⭕️すどりが終わった人から、対戦場1から順に一人ずつ入っていく。
⭕️対戦する二人で札を分ける。→友札のみ並べて、「ポインティング」。→「ハンティング」勝負。(一字決まり札は使わない。)
⭕️「ハンティング」勝負では、上位組の者が、2枚見送り&アイクローズのハンデを負う。(劣勢からの逆転勝ちの経験を積むチャンス!)
⭕️友札が出る度、残りの友札の場所&決まり字を確認する声かけをする。
⭕️👨〈ハンティング時〉決まり字(変化あり)+上の句5文字(+下の句7文字)
👉友札をグルーピングして覚える「場の暗記力」、素早く出札に手を差し出す「手スピード力」、試合進行に応じて友札の決まり字変化に対応できる「変化対応力」、友札をすぐに見つけ出す「札認識力」 


🔵しあいのぜんはんにつよくなるためにやります。

🔵フル読みをします。

⭕️すどりが終わった人から、対戦場1から順に二人ずつ入っていく。(同レベルの対決になるように!)
⭕️「ポインティング」(主に友札)。→はじめの10枚勝負。
⭕️友札が出る度、残りの友札の場所&決まり字を確認する声かけをする。
⭕️加えて、自分で考え記憶を整理する時間を保障するために、フル読みとする。
⭕️👨決まり字(変化あり)→フル読み
👉友札をグルーピングして覚える「場の暗記力」、素早く出札に手を差し出す「手スピード力」、試合進行に応じて友札の決まり字変化に対応できる「変化対応力」、友札をすぐに見つけ出す「札認識力」 


🔵じじんにつよく、(てきじんにもつよく)なるためにやります。

🔵まえもって、読まれるふだをお知らせしてからやるので、「はんしゃしんけい」や「すばやさ」がためされます!

🔵ハンデは、「アイクローズ」です。

⭕️すどりが終わった人から、対戦場1から順に一人ずつ入っていく。
⭕️「3枚」にこだわらず、臨機応変に、例えば「あで始まる札5枚」とか、「おで始まる札とかで始まる札合計4枚」とか、友札を意識させる。
⭕️👨決まり字(変化あり)+上の句5文字(+下の句7文字)
👉友札の決まり字を聞き分け瞬時に反応して動く「聞き分け力」、自分に近い札を確実に取りきる「自陣キープ力」、"17枚目の詠み(ラスト一枚)"の状況経験値を積み上げ瞬時の反応を鍛える「後半勝負力」 


🔵2れんしょうするためにはどうしたらいいか?をかんがえたり、おうちれんしゅうのひつようせいを感じたりするためにやります。

🔵読みやくの時は、できればフル読みにチャレンジしましょう!

⭕️すどりを終えて、場に集まってきた順に、1.1.1.2.2.2…と対戦場を振り分けていく。
⭕️2回連続勝ったら、一度抜ける。その後も、特にハンデは無し。
⭕️読み役は、なるべく「フル読み」、そうでなければ、「札を使って5文字で」「札なしで5文字で」(「札なしで決まり字で」「札なしで決まり字変化させて」)など、レベルに応じて自由に選択する。
👉実力が同等のライバルに負けじとハートを燃やす「あこがれ力」=「ライバル対抗心」、3人組での交流を通じて仲間としての「連帯感」 


🔵しあいのこうはんにつよくなるためにやります。

🔵20まいではなく、10まいをつかってのしょうぶです。あいての子と、5まいずつにわけて、すきなばしょにならべましょう。

🔵よみあげは7まいです。

🔵ハンデは、「アイクローズ」です。

⭕️すどりが終わった人から、対戦場1から順に一人ずつ入っていく。

⭕️「オレンジシール札の10枚」か「ピンクシール札の10枚」(下表参照)のどちらでやるかを事前に予告しておき、対戦する二人で5枚ずつ札を分ける。

⭕️友札が出る度、残りの友札の場所&決まり字を確認する声かけをする。

⭕️疲れの見える頃だからこそ、短期集中の対戦を数多くこなし、鍛え切ることを目指す。

⭕️👨〈ハンティング時〉決まり字(変化あり)+上の句5文字(+下の句7文字)

👉友札をグルーピングして覚える「場の暗記力」、素早く出札に手を差し出す「手スピード力」、試合進行に応じて友札の決まり字変化に対応できる「変化対応力」、自分に近い札を確実に取りきる「自陣キープ力」



🔵2チームでたいけつします。

🔵先生は、フル読みをします。

🔵しあいのあとにはっぴょうされる「ラッキーふだ」をもっていた人がかち!というやりかたですので、どちらがかつかは、だれにもわかりません。

🔵かったチームには、先生のオリジナルシールを2まいプレゼント!

⭕️すどりが終わった人から、対戦場1から順に二人ずつ入っていく。グーパーじゃんけんで2チームに分かれる。

⭕️じっくり暗記時間を保障し、フル読みをして、百人一首のリズムを余韻に残して、練習を終えるようにする。
⭕️枚数で勝負を決めるのではなく、「ラッキー札対決」とする。(17枚読み終えた後に、指導者が選んだ一枚=ラッキー札を持っていた人が勝利とするやり方。)
⭕️勝ったチームには、オリジナルシールを2枚、負けたチームには1枚あげることとする。
⭕️👨決まり字(変化あり)→フル読み
👉3人組という少人数から発展して5〜6人組での「連帯感」、集団の勝利のために闘う「帰属感」 


(最近続々と体験参加してくれる子がいます。せっかくなので、一緒に百人一首の楽しさを味わってもらえたらと思います。)

基本的には、「中川流上達STEP」の流れに則って、本人の様子を見ながら、無理なく参加できるようにします。 

👉お家練習の際の参考にしてください。「中川流上達STEP」

【第2段階の子には・・・】

つまり、「上の句5文字を聞いて、下の句(取り札)がわかる」ことをめざす段階です。具体的には、語呂合わせのプリント上で、読み手の詠む札を見つける練習をします。

⇊ 20枚全てにおいて、上の句5文字を聞いて、

  取り札がわかるようになれば、この段階は「合格」!


【第3段階の子には・・・】

つまり、「下の句(取り札)を見て、決まり字(上の句5文字でも良い)が思い浮かぶ」ことをめざす段階です。具体的には、下記に示す初心者対応札を使っての対戦をします。(本当は、札流しを徹底的にやりたい段階ですが、それはお家でできることですので、ここでは、対戦を基本とします。)




⭕️【札の工夫】使用する札は、下写真のように決まり字シールを貼ったもの2種類。

⇓ 超初心者用(札流しで、できない札がある場合)

⇓ 初心者用(札流しはできるが、18秒以内でできない場合)

⭕️【読み方の工夫】読み方は、
2色目は「決まり字(変化あり)→フル読み」。
1・3・5色目は、「決まり字(変化あり)+上の句5文字+下の句7文字」。
⭕️【掲示の工夫】決まり字グルーピングをホワイトボードに掲示しておき、いつでも確認できるようにする。(下写真は黄色の場合)

【各メニューの意図】
⭕️①と③と⑤のローテーションにより、上級者との直接対決から、強さを直接感じられる機会となる。
⭕️②のアップダウンからは、同じ実力レベルの子との対戦を繰り返すことにより、いい勝負ができた時の面白さを味わうことができる。
⭕️④から、一人では味わえない仲間との活動の楽しさを味わうことができる。