ゆかりの地巡り1〜柿本神社
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」
(3番)
私の地元明石市において、百人一首ゆかりの地と言えば、柿本神社です!
柿本人麻呂が、大和から、任地の西国に行く時に、明石を通ったことが、何度かあったそうですね。その時に詠んだ歌が、いくつか残っているそうです。(「あしびきの」の歌自体が、明石を舞台にしているわけではないのですが…。)
敷地自体は、こじんまりしていますが、なんかいい感じ(すみません、語彙が少なくて、適切な表現ができません…)の境内。
下の写真の左端に、柿本人麻呂の歌が2首紹介されています。どちらも、明石の地で、詠んだものです。
門を出て、南側を望むと、下写真の景色!
右手前には、明石市立天文科学館が見えてますね!海の向こうに見えているのは、淡路島です。明石海峡大橋がかかっています。大橋のたもと右側に、松帆の浦(97番藤原定家の「来ぬ人を〜」の舞台)が、あります。(見事に、手前のマンションで、見えないですが。)
柿本神社の隣には、月照寺があります。この寺は、811年(弘仁2年)空海がかつて明石城のあった赤松山に創建した湖南山楊柳寺にはじまると伝えられています。
このお寺の庭にある石碑には、柿本人麻呂の歌が刻まれています。
【参考】柿本神社のHP
0コメント