8月のオンラインメニュー フルモデルチェンジへ!? メニュー名「決まり字グルーピング」に決まり!
【練習用音声】👇初心者は必ず上達を感じられるはずです!
青 ・ 桃(ピンク) ・ 黄 ・ 緑 ・ 橙(オレンジ)
A【はじめに】
第2戦が終わりました。毎回そうですが、成果を出せた子、自分の力を出し切れなかった子がいるわけです。成果を出せた子は、私のオンラインメニューなど関係なく、自分の普段の努力の積み上げにより、成果となるわけで・・。(それでも、ひそかに一緒に喜ばせてもらいますが)しかし、力を出し切れなかった子に関しては、私のオンラインメニューの「負」の部分が作用してしまったのかも知れない、という自責の念が押し寄せるわけです。また、長い間、オンライン教室に参加してくれている子の中にも、「自分は強くなれていない」と感じている子もいたようです。週2回のメニューをずっと続けているのに、力にならないと(本人が感じていると)したら、本当にこのメニューでいいのかどうか・・・。昨年度秋ごろに始まり、マイナーチェンジを繰り返してきた「定番メニュー」を、いったん手放し、アンケートの結果を待たずして、フルモデルチェンジへの試行錯誤を始めてみようと決心したところです。全ての子にとって、価値のある練習内容を目指します!(アンケートの結果については、また後日…)
B【メニュー変更の方針】
今までのオンライン教室の中では、読み上げ音声が不明瞭になり得るZoom環境にもかかわらず、短時間に詰め込んで、矢継ぎ早に読み上げを行なってきました。しかし、今回は、ある程度の札「間」を確保してやり、読まれる瞬間に集中力を研ぎ澄ませる経験を積ませてやりたいなあと思いました。
また、今までは、札の暗記方法を、「自陣を覚えこむ」、「敵陣は探す」、という方針でやってきました。ところが、今回は、全く別のアプローチでの暗記、具体的には、決まり字グルーピング(友札)で覚える、という方針でやっていこうか、と思いました。 多分、強い子は、みんなやっていることだと思いますが…。「決まり字グルーピング表」(本ページ下の方参照)を常に見ることができるという、オンラインの長所(画面共有機能)をより活かすことで、初心者でも十分参加できる、ということも配慮したつもりです。
C【メニューの詳細】(8/11修正)
今回は「ポインティング」「ターンオーバー」「ハンティング」のみです。👇
さらに詳しいメニュー表です。今やっているところを、番号横の⇨でわかるようにしています。
👇
①一字決まり札は、使いません。友札のみを、敵陣自陣に適当に分けて(半々でいいです)置きます。(←素早く分ける自信がない人は、事前に分けておきましょう。)自陣に置く時には、自分の定位置を意識しましょう。初心者にとっても、枚数が少ない状態からのスタートなので、暗記しやすいことでしょう。上級者は、枚数が少ないからこそ、暗記をすばやく終え、この後に行う「ターンオーバー」の時にはぜひアイクローズで(目を閉じて)、自分の「場の暗記力」を試したり、「聞き分け力」に磨きをかけたりしてください!
②例えば、青色札の時なら、大グループが「あおき」です。「あさ・あし・あま・あら・あり」と5枚の「あ」始まりの札位置を暗記します。その時、何度も指をさしながらします。時には、ランダムに「あま・あさ・あり・・・」と繰り返すのも良いでしょう。なぜなら、決まり字と体の反応を一致させるためです。この時の作業をしっかりしておくことで、決まり字を聞いた時に自然に手がその札の所へ伸びるようになっていくのです。「あ」に続けて「お」始まりの2枚「おく・おも」、「き」始まりの2枚「きみ・きり」も、同様にして覚えていきます。
③友札のみで、ランダム順にやるターンオーバー(ひっくりかえし)です。読み上げの仕方は、「おく・おくやまに」というように、まず決まり字のみを読むようにします。そして、「お・おもいわび」というように、決まり字も変化していきます。ここが、本メニューの強みです。決まり字の変化に強くなっていくはずです。また、たて続けに読むのではなく、ある程度札と札の間をとり、静止状態を作れるようにします。ですので、上級者は、ぜひアイクローズで、取り組みましょう。
④ターンオーバーした札を戻し、横に置いていた一字決まり札を適当に置いていきます。まずは、敵陣の空いたところに置いていき、残った札を、自陣に置く時には、定位置を意識してくださいね。
⑤ここでは、2つの目的の下、たてつづけに読み上げます(笑)。1つ目は、さっき覚えた友札グループの確認のためです。まず、一巡目は表の順の通りに、友札を、その後一字決まり札を、5文字で読んでいきます。青色札なら「あさぼらけ」「あしびきの」「あまつかぜ」という感じです。20枚並んだ状態でも手がしっかり瞬間的に出札に伸びるかどうか。二巡目の読みは、ランダムです。どこから読まれても、手が伸びるかどうか。ここで、まだ「どこだっけ?」状態になる人は、「場の暗記力」がまだまだ、ということです。2つ目は、置いたばかりの一字決まり札を短時間で覚えられるようにするためです。もう「覚えた」友札を意識してポインティングを繰り返している間に、その周囲に置かれた一字決まり札も正確に暗記していく、というイメージです。(上級者は、試合前の暗記時間で覚えてしまうものだとは思いますが・・・)
⑥20枚並んだ状態で、ターンオーバーを2回します。練習量の確保です!ランダムで読み上げます。しかも、③同様に、その決まり字が変化していきます。ちなみに、決まり字で区切って読む目的は、「決まり字を聞いた瞬間に取れているかどうか」を自分で判断(メタ認知)できるようにするためです。ここが自分で上達を感じられるポイントにもなります。(2回目は札配置をリセットして、ということも考えましたが、同じ配置で行く方が初心者にとっても易しく、上級者にとってもアイクローズで普段鍛えられない力を鍛えるのに適していると考えました。)
⑦自分のライバルが目の前にいると想定しての、仮想対決です。自分の取りが遅いと思えば、相手の取り札にする、というやり方です。「今の取りは、○○さんの方が早かったかな?」と自分に厳しくする中で、対戦している気分を味わえるといいですね。⑥もそうでしたが、ここでもより大会本番を意識して取り組めるはずです。
☟マイナーチェンジ!!
【初心者🔰の方へ】
上の画面は、青色の画面ですが(他の色でも同じです!!)、ぜひ友札のみを使うやり方でやってくださいね!ここで言う「友札」とは、画面右半分の青四角で囲っている札(一字決まり札以外)のことです。一字決まり札は、無理して使わなくていいです!
一字決まり札の練習をやらないことに、不安を感じるかもしれませんが、友札のみで行うことで、「決まり字の変化」&「残った友札の場所」の確認に集中できるので、練習効果が上がります!!また、友札は、試合進行に伴い、決まり字が変化し、そのうち、一字決まり札になります。ですので、一字に対する反応が鈍るということは、ないはずです!
決まり字で札を取れるようになり、「物足りない」と感じるようになったら、レベルを上げていきましょう!!下の表の「中級者」のところにあるように、前半をアイクローズをしたり、後半を20枚でやったりと、少しずつ、レベルアップしていくことに喜びを感じながら、マイペースでやっていってほしいと思います。
【9/9マイナーチェンジ!】
・ ターンオーバー2回目は、参加者全員!アイクローズにチャレンジします!!
【9/30マイナーチェンジ!】
•「③ポインティング」を今までよりもじっくり行う。
•「④ターンオーバー1回目」を「19枚高速読み&残り1枚答えあわせ」式で行う。
【参考】オンライン教室のメニューの解説動画です。現在は、マイナーチェンジしたところがありますが、流れはほぼ同じですので、参考に見てくださいね! ☟👇
もう1つ動画を作りました。
さらに、もう一つ作りました。武器となる「決まり字グルーピング」そのものをおぼえなきゃいけませんので!
D【メリット】
(特に1と2が、本メニューのセールスポイントだと思っています!)
- 今まで試合の暗記をただなんとなくやっていた子にとって、あるいは、「自陣から」「敵陣から」という暗記の仕方をしていた子にとって、暗記のパターン(型)が身につく。→"やればやるほど"暗記が早くなる、"やればやるほど"決まり字で瞬時に反応できる、"やればやるほど"決まり字の変化が分かるようになる、などの上達を実感できる!その上、毎試合、安定した試合運びが可能となる!!
- 大会本番同様、自分のペースで、自分にあった手順で、場の暗記をすることができる。(今まで自分なりの暗記法を身につけた子にとっても、その方法で暗記をすすめることができる。)普段の練習通りの暗記で、大会本番の試合に入ることができる。⇨本番でも、「練習通りで良い」と今まで以上に思えることで、もっとリラックスして闘うことができる!!
- 「決まり字グルーピング表」を見ながらポインティングを行うことで、視覚も最大限に生かして決まり字を覚えることができる。⇨5色とも、今よりもっと得意になる!!また、初心者でも、上達が早いはず!
E【デメリット】
- 5色まんべんなくするので、自分の鍛えたい色を集中特訓することができない。⇨その点は、以前の定番メニューでも同じ。一人団体戦も見据えて、5色全部得意(好き)になることをめざそう!
- 初心者にとっては、全体のペースについていくのが大変ではある。⇨取り札に、シールを貼ることをおすすめします。慣れたら、シールははがしてくださいね!(下参照)
- 上級者にとっては、練習量が物足りなく感じるかも知れない。⇨②の方針に書いたように、今回のメニューでは、ある程度の暗記時間と札間(読み上げ時の静止状態)は必ず確保してやろうと思っています。その分、練習量が減るように思うかも知れませんが、そこはおうち練習で補ってもらえればと思います。
- 自陣への札並べが、「友札だけ並べる」「空いたところに一字札を並べる」という2段階なので、この点は実際の試合とは異なります。
👆この写真では、青札の「あ」グループ札には青色テープを、「お」グループ札には黄色テープを、「き」グループ札には緑色テープを貼っています。何色シールを貼るかについては、なんでもいいです。どうせなら、「決まり字グルーピング表」(下参照)を参照して、決まり字の色と似た色シールを使うと、ベターだと思います。
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