チャンピオンズカップ第1戦後のアンケート集計結果

回答者14名でした。

集計結果と考察を書いていきます。(ここの記事については、今後考えが変わり次第、更新していくと思います。)


問:今大会の満足度は?

(1名が複数回答したため、合計14人分)

・とっても満足!(5人)
・まあまあ満足(4人)
・ザ・ふつう(2人)
・あまり満足していない(3人)
・全然満足していない(1人)

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 入賞しているのに満足していなかったり、入賞していないのに満足していたりと、感じ方の個人差は大きかったです。プレッシャー対策として、「結果は気にするな」の記事を薦めましたが、ほとんどの子どもは結果次第で満足度が決まるものと思います。

 結果と同様に、自分の持てる力を出し切れた!という実感も、満足度を大きく左右するものと思います。全員が良い結果を出すことは物理的に無理です。(誰かが勝てば、その分誰かが負けるので)しかし、全員が「精一杯自分の力を出し切れて満足!」という部分は、達成できる可能性があるはずです。

 全員が「満足」となるのが、私の立場としては、ほしいところなので、私は、今後はそこを目指していけばいいのだなと思えるようになりました。そして、今大会で満足していない子を、いかに次回の大会では満足させられるか!?が大きなテーマとなります。


問:今の自分の弱点は?(複数回答あり)

①ない(0人)

②自陣が弱い(6人)
③敵陣が弱い(1人)
④試合の前半が弱い(5人)
⑤試合の後半が弱い(3人)
⑥お手つきが多い(6人)
⑦家での練習になかなか取り組めない(3人)
⑧明確な目標がない(1人)
⑨メンタルが弱い(マイナス思考)(8人)
⑩集中力が弱い(4人)
⑪試合前の短時間での暗記力が弱い(3人)
⑫決まり字にすぐ反応できない(反射神経鈍い)(4人)
⑬手スピード力が弱い(動作鈍い)(4人)
⑭その他(7人)

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 弱点が「ない」という人が、みごとに0人でした。「弱点ありません!」と言い切れる境地ってどんなのだろう!そんな人になれたら、無敵なんだろうなと思います。(笑)

 あと意外だったのが、「敵陣が弱い」がたった1人、また、自陣取り練習をあれだけしているのにも関わらず「自陣が弱い」がなんと5人もいたことです。

 ②~⑤は、今後も練習メニューを継続することで克服できると考えます。(ざっくりですが!)

 ⑥については、直そうとしないでいいと思います。(直そうとして直るものではないので!直そうとしてしまうと、手スピード力が落ちるなど、一瞬の躊躇が入ることで札取りが遅くなったりする弊害が考えられます。)しいて言うなら、敵陣のお手付きは「札認識力」と「手ストップ力」が大いに関係しています(札に触るまでの時間が、自陣に比べて長い分、一瞬で気づき、止められれば良い。)。自陣のお手付きは「自陣キープ力」≒「場の暗記力」「聞き分け力」「変化対応力」が大いに関係しています(札に触るまでが一瞬なので、しっかり覚えておき、瞬時に正しく反応することができれば良い)。つまり、普段の練習を頑張り、それらの力が一定レベル以上になれば、防げるようになるはずです。しかし、これは、「諸刃(もろは)の剣(つるぎ)」です。速くなれば、それだけお手付きのリスクも大きくなるのは仕方ないかも知れません。

 ⑦⑧については、実際の大会も始まり、対戦もできたので、自分のライバルは誰か?大会に出るからには何を目指すか?を自問自答するのが良いかと思います。(「〇色で〇位を目指す!」のような目標は大切です!「結果は気にするな」というのは、あくまで当日本番の話ですので!)

 ⑨については、瞑想(イメージトレーニング)が良いと思います。「思いは実現する」という言葉を私は重視しています。「〇〇しちゃったらどうしよう」と思うと、実際にそうなってしまう・・・。逆に「〇〇できちゃったりして!」と思うと、奇跡的に実現できてしまう!そんな経験がよくあります。大会当日の朝会場に着いたシーン、試合前の練習(ルーティン)をしているシーン、ライバルと闘っているシーン、表彰式で自分が授与されているシーンなどを、映像でつないでいくのです。それを毎日のようにイメージする。イメージだけでなく、言葉でもイメージを具現化することもいいと思います。注意すべきことは、2点。1つ目は、「~しない」という否定形は使わないということ。(脳は否定形を理解しないそうです。よくある例ですが「廊下を走らない」という注意よりも「廊下を歩きます」という注意の方が、すっと入るのです。それと同じです。)2つ目は、ライバルが負けるイメージのような邪悪な気持ちを持たないということ。「負ける」のがたとえライバルだとしても、その「負ける」イメージが自分にもマイナスに影響するらしいです。

 ⑩についても、⑨を普段からやったり、試合前のルーティンを自分で確立していったりすることが有効かと思います。そして、何より、普段の練習で集中することです。練習でできないことは、試合本番でもできません。普段の練習で集中していれば、試合本番でも「練習通り(普段通り)でいいんだ」と気負わずに闘うことができるはずです。

 ⑪については、普段の自主練習での積み上げが大事かと思います。オンライン練習は、いわば合同練習ですので、自分のペースで進めることができません。私が進めていくペースに、合わせていくわけです。不器用な人は、ペースを合わせることに必死になり、思うように力をつけられないかも知れません。自分のペースで行える自主練習で、身につけた暗記力を、オンライン教室のメニュー「自陣ベスト10」でためしてほしいと思います。ポインティングやターンオーバーで、瞬時に反応できるか!?”後追い状態”になってしまう人は、自主練習で鍛錬することが大事だと思います。

 ⑫については、暗記力や札認識力が大いに関わっています。練習法としては、「一人練習レストラン~中級~上級編~」のKやL、そして「3枚予告」をアレンジして「〇枚予告」をされるのが良いかと思います。

 ⑬については、「札タッチ」や「札集め」(タイムを毎日計測する。タイムが頭打ちになるまでは!)をすると良いと思います。

 ⑭の中で、「視野が狭い」というのがありました。ビジョントレーニングをやればいいと思います。ビジョントレーニングとは、視覚能力を鍛えることです。五色百人一首には、普通にやっても、ビジョントレーニングと同じ効果がありますが、「一人練習レストラン~中級~上級編~」のFやGに、意図的に「瞬間視」(瞬間的に情報を得る視覚能力)を鍛えるものがありますのでご活用ください。



問:普段練習はどれぐらいやっていますか?


・毎日(8人)
・ほぼ毎日(1週平均5~6日)(3人)
・時々(1週平均3~4日)(2人)
・たまに(1週平均1~2日)(1人)

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 「毎日」やっている人ばかりかと思いましたが、そうでない人もいたのは驚きでした。

 豊富な練習量は、間違いなく自分の自信につながります。少しでも不安を取り除くために、練習する人も少なくないはずです。優勝した時には、大きな感動が味わえると思います。

問:ルーティンを知ってる?


・知っている&やっている(7人)
・知っている&やっていない(1人)

・知らない&やっている(1人)

・知らない&やっていない(4人)

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 ルーティンをやっていない5人については、もったいないと思います。今後は、ルーティンを確立していくことをおススメします。ルーティンのレパートリーについては、アンケートの選択肢を参考にしてください。さらに、他にもあるはずです。

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