ゆかりの地巡り12〜名古曽の滝

「滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ」

(55番)

 2020年11月1日(日)、大覚寺に行って来ました。大覚寺の中にある、大沢池に水を入れる時に、名古曽の滝ができたそうです。

 それにしても、庭園にしては、デカイ池です。

 名古曽の滝は、もみじロードをずっと歩いて行った先にあります。

 石碑がありました。下の写真の奥の方、囲われている所が、滝跡です。

 見ての通り、現在は少し水量があります。

 水源は、こんな感じです。

 平安時代初期、嵯峨天皇の頃には流れていた滝も、藤原公任が歌を詠んだ頃には枯れてしまっていたそうです。

 水源から、大沢池の方を見たらこんな感じです。

 中秋の名月には「観月会」が開かれ、大沢の池に竜頭船が浮かべられて月を楽しみます。11月には菊の展覧会なども開催されます。また、その時期に、訪れてみようと思います。

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