【24番】日本史上指折りの学者だった!!菅家!!
ジャンル:旅
時代:平安時代
超要約:拾い物です
歌の意味(子ども向け):おそなえの代わりに、このすばらしいもみじをどうぞ。
歌の意味:今度の旅は急のことで、道祖神に捧げる幣(ぬさ)も用意することができませんでした。手向けの山の紅葉を捧げるので、神よ御心のままにお受け取りください。
☟この首に関するクイズ
Q 「ぬさ」とは何か?
①お金(紙幣)
②米ぬか
③色とりどりの木綿や錦、紙を細かく切ったもの。
A ③
「幣(ぬさ)」は色とりどりの木綿や錦、紙を細かく切ったもの。旅の途中で道祖神にお参りするときに捧げた。
👇語呂合わせ(覚え方)
この歌は、898年秋、作者である菅原道真が宇多上皇(「上皇」は、天皇が退いてからの尊称)の奈良への旅(宮滝御幸)のお供をした時に、詠んだ歌です。
「とりあへず」は「用意するひまがなく」という意味になります。つまり、この旅は急だったので、お供えする幣(ぬさ)を用意することができませんでした。
※「幣」と言うのは、布や紙を小さく切って棒につけたもので、旅に出た時に安全を祈願して、道祖神(道の守護神)にお供えします。
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